Lyric

タイムラインを遡って

あの時の君を思いだしても

何年か越しにスマホに現れた君は笑顔だった

君のストーリーの登場人物に過ぎなかったんだ

見覚えのある見慣れた名前と

身に覚えのない知らない苗字だった

「いいね」なんて押したくはないんだ

君と歩くその記憶が 宙に舞う

つよがりで臆病な僕の想い

風の前の塵に同じ 消えていく

タイムラインを遡って あの時の君を思いだしても

止まらない 感情のスクロール

涙を流して去っていった

みじめさに「待って」は言えなくて

戻れない まるで春の夜の夢のような詩