

月も眠る夜に 傘もささずに
揺れる灯りが 胸を刺す
忘れられぬひと 面影だけが
グラスの底に 浮かんで消える
涙で薄めた ひとりの酒は
未練の味が 沁みてくる
あなたに捧げた この命さえ
酔いにまかせて 流してしまえ
ふたり歩いた 川沿いの道
今はひとりで 風を聞く
約束なんて 信じた私
馬鹿ね…と笑い また泣いて
濡れた指先 酒器を撫でて
揺れる灯りに 語りかける
戻れぬ昨日に すがることさえ
酔いのせいだと 言い聞かせてる
幸せだった あのひとときが
刃のように 胸を裂く
心の奥に 沈めた声が
今夜もまた 呼び戻す
涙で綴った 未練のうたを
誰が聞くのか この夜更け
ひとつひとつが 愛しき嘘で
私をまだ 縛っているの
夢の終わりに 残るものなど
この酒と あの日のくちづけ
割れたグラスに 指を切らせて
痛みでさえも 恋しいまま
涙のしずくが 酒に溶ければ
せつなさだけが 胸に残る
今夜もあなたを 忘れられずに
涙酒だけ 飲み干す夜
夜に沈んで 想いも沈み
酔いがさめれば またひとり
- Lyricist
MAXIM-RyunosukeBandRyu
- Composer
MAXIM-RyunosukeBandRyu
- Producer
RyunosukeTakakura
- Programming
MAXIM-RyunosukeBand

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Sake of Tears
MAXIM-RyunosukeBandRyu



