reflection collectionsのジャケット写真

歌詞

fazeer

fazeer era

分離した光の筋が眩ませるたび

弱気になって惑ってしまう

こんな僕らについての話をしよう

飲み込みやすい言葉だけを並べてみたりしてさ

手を離してはまた触れた

ああ 砦のような

生きたくって歌う君と

終点に向かって走る僕

本当はどこか違うのかもしれないけど

君がくれたその言葉

「本気で始めたい」

熱を帯びる

血を感じた

僕にとっては

そう 唯一の延命治療さ

疾走する 過去 現在 未来

そして頬を焼く

流星のなかでこの手を掠めた

生温かい光を捜す

共鳴する 君が僕が 僕を君を 見つけたように

僕らはきっと出遭えるはずさ

こんな痛みだらけの世界だから

点と点を

瞬くその光を

ひとつ ふたつ 並べて 繋げてゆく

そしてどこまでも

揺らぎ続ける

灯のようで

水のようで

空気のような僕ら

混じりけのないものはなくて

自信しかない人もいなくて

そんなくぐもったこの視界

覆い被さっていた

情緒不安定な僕達そのものだったんだ

ね?

失速する 脚 呼吸 思考

脳を溶かし喉を絞めつける空気を奪うんだ

手を伸ばし呼応する君を捜せ

掻き鳴らす

黒く暗くうだる海に飲み込まれてしまう前に

繋ぎ止めてよ

間に合うはずさ

ここから 今 君のもとへ

誰もが等しく

魅力的で呆気なくて

だからすべてが

丁度よくどうでもいい

いい

もういいから いいんだよ

ああ ほら

揺蕩う水面

きらきらと

彷徨う靄を

ゆらゆらと

ほら

目を凝らしてよ 見えるでしょ

眩い

いま疾走るその痛みのなかで

触れた指先に

たったひとつ 確かなもの

僕らを繋ぐ 延命治療だ

疾走する 過去 現在 未来

そして頬を焼く

流星のなかでこの手を掠めた

光を捜し続けて

共鳴する

ほら 痛みが温もりに変わるまでずっと

僕らはきっと拡げてゆけるさ

繋ぎ止めるよ

出会えてよかった

こんな愛おしい痛みに溢れた

時代だから

  • 作詞

    松本 梅花

  • 作曲

    松本 梅花

reflection collectionsのジャケット写真

fazeer era の“fazeer”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

  • fazeer era

    2023/5/19にTOKIO TOKYOにてワンマンライブを行いデビュー。 ソングライターの斜路と元地下アイドルのめい、中学からの同級生ふたりからなるボーカルユニット。楽曲はほとんどの作詞曲をメンバーが手がけ、その他運営もふたりで行う。 「きみと最後の砦で」をコンセプトに、メンバーの心のうちから溢れる感情の吐露を糸とし、fuzzy(fazzy)でsheerな時代を生きていくすべてのリスナーとの共鳴とつながりを目指す。 デビューEP『砦』に収録の『フレア』『re:move』では、メンバーのこれまでの歩みを振り返り、それぞれの絶望、そして再起への決意を表明。 2024/4、「歌と他ジャンルの融合へのチャレンジ」をテーマにproject WAVE を始動。第一弾 WAVE 1 ではタイポグラフィアートと歌詞のコラボレーション企画を実施。 2024/5/19にはDESEOminiにて1st Anniversary Live ひかりあつめ を開催。 新曲3曲(きらきら/きみとparade/fazeer)を含む計14曲を披露し、1st Album "reflection collections" CD版を発売。翌20日より、同アルバムをデジタルリリース。

    アーティストページへ


    fazeer eraの他のリリース
"