

今更「夢」とかほざいたところで
その顔は想像つくけれど
拍をなくした鼓動と共に
一人惨めに死んでみせるから
この世に溢れんばかりに実った
感動娯楽人の物語の実
ちぎっては食み 飽いては投げる
堕落で肥えた君の脳みそが
弾けるように染まり変わっていき
鼓膜は破け視界は歪み
きっと後悔することになる
その言葉もほどけぬまま
惨めに地を這い走り出した
滲む先に夢などないけれど
地を引き剥がすほどの引力が
「これでいいさ」と後ろ髪を
掴み離さないでいるけど
どう生きようと後悔するのなら
道も負債も取りこぼす声も
吐き出す場所を知らぬ怨念も
僕のものだと飲み込めるよう
誇る自分などいやしないけれど
誰も私を見ていないのなら
いつか全てを失うその日まで
誰よりも元気に笑いたい
何一つ成さぬ人生
飛び下ろすほどの芯もなくて
あなたが誰かが動く気配を
知らぬふりして待っていたんだ
もらった愛も孵さずに
多様性を盾に詭弁を弄し
同情する余地もない
休む間もなく溢れ続けてる
妄想漬けの脳漿
不幸も重荷もない無味無臭人生
心しぼんだ我等劣等は
生まれたことも誰かのせいにしだし
やってみずともわかること
いくらでもあるなんてほざいてたくせに
どうしようもない過去の怠惰が
現在の僕から未来を取り立てる
何に生きようと何を叫ぼうと
何を許すも汚れやしない
俺が誰より僕を諦めてる
どこにでもその身を投げ出せる
無理して笑えど何の意味もない
もう誰もお前を覚えちゃいない
世界で最も苦悩してるのが
僕だといいがそんなわけもなく
他人の不幸が勝る現実に
いつだって喉を潰されていた
動機を得たか諦めたからか
何も理由はほどけてないけど
どう生きようと後悔するのなら
道も負債も取りこぼす声も
吐き出す場所を知らぬ怨念も
俺のものだと酔い踊れるよう
どう生きようと後悔するもんさ
道の途中ぐらい笑ってようぜ
そして全てを失った先で
何も残さず腐り果てるんだ
- Lyricist
zinmen
- Composer
zinmen

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zinmen
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