歌詞

あの日の放課後 教室の隅で

君が言った「さよなら」の真意を

今でも探している

手帳の端に書いた 小さな嘘の数々

積み重なって やがて本当になった

私たちは互いの闇を

知りすぎていたのかもしれない

小さな町の 大きな秘密

誰にも言えずに ただ微笑んだ

雨の降る午後 窓辺で見つけた

君の影が揺れている

誰にも見せない素顔を知った代償は

この胸の奥に閉じ込めた「告白」

十年前の夏 私たちは確かに

同じ空を見上げていた

あの事件の後 すれ違う視線の意味

今なら分かる気がする

真実は時に残酷で 優しさは嘘をつく

それでも私は知りたかった

私たちは互いの弱さを

守りすぎていたのかもしれない

見て見ぬふりの 優しさの中で

本当の言葉を 飲み込んでいた

雨の降る午後 窓辺で見つけた

君の影が揺れている

誰にも見せない素顔を知った代償は

この胸の奥に閉じ込めた「告白」

もう一度会いたい 全てを話すために

言葉にならない想いを

手紙に書いて あの場所に置いてきた

真実は時に 人を自由にする

それが私の最後の「告白」