山にまつわる/虚の舟のジャケット写真

歌詞

虚の舟

うつろぶね

余寒の白波に 黒き影揺れる

人の世の理(ことわり)に あらざる形して

浜に寄せたるは 見慣れぬ丸き舟

中より出たるは 小さき箱と姫

名をば持たず

由来なく

果てより 来たる

彼方より 来たる

声もなく 来たる

名も告げず 来たる

夜を越え 来たる

波を越え 来たる

問いもなく 来たる

此方へ

いま 語り継ぐ

なお 終わらぬ

ものがたり 一つ

終わり知らぬ 渡りもの

いずこより 来たるもの

果てより 来たる

彼方より 来たる

名なし舟 来たる

ここに今 集う

濡れ砂の上に 虚影歩む

人の世の灯に 姿を晒す

箱に秘めし 物語

果てより 来たる

彼方より 来たる

声もなく 来たる

名も告げず 来たる

夜を越え 来たる

波を越え 来たる

問いもなく 来たる

此方へ

いま 降り立つ

地 現世(うつしよ)

物語 抱く

名 携えて

渡り来る

幽世(かくりよ)からの虚

いま 聞かせる

さあ 語らん

ものがたり 抱いて

終わり知らぬ 渡りもの

舶来の 虚

  • 作詞者

    Petann Stunn

  • 作曲者

    月灯

  • 共同プロデューサー

    うつろぶね

  • ボーカル

    Petann Stunn

  • ソングライター

    月灯

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    山にまつわる

    うつろぶね

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    虚の舟

    うつろぶね

アーティスト情報

  • うつろぶね

    日本民話の深淵を現代の音響で再構築する音楽ユニット「うつろぶね」。 古来より語り継がれてきた伝承や民俗学的な意匠を、現代の音楽語法へと翻訳し、新たな物語を紡ぎ出す。 土着的な情緒と洗練されたモダンサウンドを交差させ、どこにもない「民俗ポップ」の形を追い求めている。 ユニット名の由来は、江戸時代の漂着神話「虚舟(うつろぶね)」。境界を越えて現れる未知の存在への畏怖と、時代を漂流しながらも変わらぬ本質を突くその姿を、自らの音楽性の象徴としている。 ときに郷愁を呼び覚ます調べとして、ときに未知の領域への扉として。 「うつろぶね」の音響世界は、聴き手を日常の裏側に潜む「もう一つの日本」へと誘う。

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