紙飛行機 / ビクターへのジャケット写真

歌詞

紙飛行機

中野優作

持て余して錆びた言葉と

引き換えに君を渡した

孤独で埋まる街はまだ

軽すぎるんだ

貴方の優しい笑い声

あのブランコから聞こえて

少し静かになった街で

追いかけるんだ

不確かさは蹴飛ばした時間で

確かなのは貴方への思いで

言い慣れるまで貴方の名を呼びたい

迎えが来る最後の一言も

もう少しだけ、嗚呼もう少しだけ

もう少しだけ

同じ空気を吸えたなら

笑い合おう、夢を語ろう

一つになろう

貴方に近づきたいから

私は海へと向かった

懐かしい匂いの夜風が

涙を拭く

口元が麻痺して上手く

伝えられてない思いは

渚の冷たい指先が

冬へ運ぶ

貴方の『おはよう』くらい撮っておけばよかったな

何か足りない朝は胸が痛いから

地球の裏側で息をしても

夜空のどんな星よりも

近く繋がっているんだな

会いたい、会いたい、会いたい

もう少しだけ、嗚呼もう少しだけ

もう少しだけ

時間の流れが遅ければ

あと五ミリ、六ミリ正直に

なれたかな?

ベゴニアが咲く頃

貴方へと向かうよ

涙流すための出会いではないから

いつだって、いつだって、

いつだって、いまだって、

今日だって、

貴方を思う

  • 作詞

    中野優作

  • 作曲

    中野優作

紙飛行機 / ビクターへのジャケット写真

中野優作 の“紙飛行機”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"