Lyric

ただ通り過ぎてくなにもない日々が

あなたの目には　どんなふうに見えるんだろう

雨上がりの窓辺　外を眺めては　光が差したよ　鳥が飛んだよ

なんて幸せそうな顔するんだろう

吹き抜ける風のように笑って 笑って

モノクロの世界に色彩を映して 映して

真新しい景色を描いて 描いて

このままいつまでもこの時が続いたらいいのになあ

こころに咲く羽根のような花を揺らす風のような

あなたが今ここにいること　それはとてもうれしいこと

あの向こうの空に虹が出たらいいな　理由なんかなくても繋がれるから

なんて魔法みたいな　でも いけるかなあ

その透明な声でうたって うたって

暗くにじんだ世界に色彩を落として 落として

だれも知らない地図を描いて 描いて

間違ってなんかない　ほら手をとって　どこへ行こう

気づかぬままに流れていつか途切れてしまう時の中で

あなたが今ここにいること　それはとてもうれしいこと

枯れ落ちる花みたいな　つかの間の夢でもかまわない

風が吹くんだ　それこそが意味になるんだ

大切そうなことが今　わかったような　そんな気がして

吹き抜ける風のように笑って 笑って　その透明な声でうたって うたって

時が止まる前に急いで 急いで

駆け出そう今　何も決めなくていい　迷わなくていい

こころに咲く羽根のような　花を揺らす風のような

あなたが今ここにいること　それはとてもうれしいこと

あなたと今ここにいられること　それは何よりもうれしいこと