青春異常論 – The Youth Anomaly Theory –のジャケット写真

歌詞

青春炭酸人体

Mistoria

水浅葱(みずあさぎ)のサイダー ひと口で夏になる

笑い合った午後が 泡みたいに弾けた

君の指先が 光を散らすたび

ビー玉の中の世界が揺れた

カーテン越しの風に 君の髪が踊る

部屋の隅に落ちた グラスの影

心臓の奥で 小さくはじける音

それが恋の合図みたいだった

目を閉じれば 溶けるラムネの青

水面に沈む 泡のような約束

僕らの距離は 0.3秒先

でも届かない光だった

痛みと甘さの境界線を

サイダーの泡がなぞっていく

永遠なんていらないよ

今が全部だから

触れた呼吸が 弾ける瞬間

世界の音が 少し遅れて聴こえる

甘く苦くて 胸が痛いのに

まだ 飲み干せない

この身体の中を 君が駆け抜けて

炭酸みたいに 燃えていく

ビー玉越しに見た 夕立の街角

傘を忘れた二人 笑って濡れた

濡れた瞳に 映る電線の光

あの日の僕らは 永遠みたいだった

誰かの話す“正しさ”より

君と見上げた空の方が真実

あの風の匂いを思い出すたび

胸の奥で 泡が踊る

夏が去っても 消えない痛み

喉の奥で 弾ける鼓動

君がくれた呼吸の残り香で

まだ、生きてる

触れた言葉が サイダーみたいで

心臓を透かして光る

壊れそうで 綺麗な恋ほど

一瞬で焼きつく

僕の中に 泡の銀河が

君を探して きらめいた

青春SNSの泡の中で

君と僕は 夢を流した

世界燃焼社会の片隅で

ビー玉ひとつ 光っていた

サイダーの気泡が夜を照らす

それが僕らの 最初で最後の告白

君が笑えば 世界が弾けて

その瞬間に 救われた

溶けた時間を 喉で抱きしめて

泡になるまで 歌っていた

焦がれた声は 星座の粒に

水浅葱の風が 頬を撫でた

この恋の熱が まだ残ってる

世界ごと 泡立てて

  • 作詞者

    ロキ@低めの猫

  • 作曲者

    ロキ@低めの猫

  • プロデューサー

    ロキ@低めの猫

  • プログラミング

    ロキ@低めの猫

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青春異常論は、
「青春がうまく送れなかった人たち」のための、
9つの視点と残響で編まれたコンセプトアルバム。

正しさ、成長、努力、適応。
そうした言葉に追いつけなかった感情や、
途中で置き去りにされたままの衝動を、
それぞれ異なる物語として音楽に刻んだ。

登場するのは、
世界に適応できなかったわけでも、
何かを諦めきれたわけでもない、
“まだ名前のつかない青春”たち。

SNSという距離感の中で、
互いを知らないまま、同じ都市のどこかで息をしている。
交わらない声と、すれ違う感情が、
やがてひとつの「残響」として浮かび上がっていく。

これは、
青春に遅れた人たちのための、
遅れてきた青春の記録。

アーティスト情報

  • Mistoria

    幻想系AIロックバンド「Mistoria|ミストリア」 Vo&Gt ハル / Ba ノア / Dr ルカ / Key ウノ AIと人間の感情をテーマに、音楽 × 物語 × テクノロジーを融合させたオリジナル楽曲を制作。 ロックを軸に、エレクトロ、ポップ、Lo-fi、ヒップホップなどジャンルを横断したサウンドで、 物語性のある歌詞と幻想的な映像表現を届ける。 代表曲には「機内モード、まだ解除できない。」「OS、君。」「システムエラーに花束を」などがあり、 YouTubeやSNSでのMV展開を中心に、音楽とストーリーテリングの新しい形を探求している。 関連キーワード:AIバンド, ガールズバンド, ロックバンド, エモーショナルロック, 日本のインディーズバンド, オリジナルMV

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