鼻で息をしているうちに
だんだん日は暮れてゆくよ
カラスを踏んづけたかと思ったら
ビニール袋だった
君が今日も生きてたら
そりゃ最高だ
「ねえもう夕方だよ。」
通り沿いのこの部屋じゃ
窓を開けることもできない
望むことはそんなには
ないつもりではいるけれど
髪の毛を触っているうちに
みるみる寒くなってゆくね
静かに暮らしていたいだけでも
うまく行かないね
君はなんて言うのかな
「そりゃ自惚れよ。
ねえ、一緒にいるでしょう?」
通り沿いのこの部屋じゃ
窓を開けることもできない
誰か今の僕のこと
絵にでも描いてくれないか
鼻がつまってつまってしょうがない
鼻がつまってしょうがない
分かれ道に立ってた
見えなくなるまで
見送って さようならって
赤いライトが青に変わるまで
赤に変わるまで
通り沿いのこの部屋じゃ
なくても同じことなのか
今も僕は部屋の中
窓を開けることができない
- 作詞
工藤将也
- 作曲
工藤将也
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ガス・ガス・ガス
工藤将也
注目のシンガーソングライター・工藤将也。アルバムに先んじてリリースされるニューシングルは、独自の言語感を研ぎ澄ませた繊細な叙情性とエヴァーグリーンなポップセンスが胸を打つフォーキー・ポップ。
アーティスト情報
工藤将也
1999年、東京都町田市生まれ。10代の頃よりバンド活動、そして自宅録音による楽曲を人知れず制作しはじめる。 キャッチーなメロディと切実な歌声、表情豊かな言葉の数々がユーモアとシニカルさを交えながら日常の機微を描き出す、ピュアで普遍的なフォーキー・ポップを奏でるシンガーソングライター。
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