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歌詞

集音遊民

No Fun

夕方のSEIYU 飯を買いに寄る

蓄えたがる奴らの行列

俺には何も買えない気がする

この世が滅んでも

生き残れる気がする

深い霧でも見える 君が見えるよ

Hi mate ! 小さなホテルの一室で

食事を分け合って 少し眠って

ビル風 真昼の重力のせい

知らない街の 優しさのせい

窓の桟で 詩を書く 君を見たのは

夢だったような

憂国 誤った方角へ向き

自分で自分のことさえ愛せなくなる

俺には お前がそんな風に見える

だからか俺はいつまでも

孤独を感じてる

集音遊民

ゲタゲタ 笑う笑う

愛煙 愛煙

集音遊民

ゲタゲタ 笑う笑う

愛煙 愛煙

いつまでも つまらない話と

塩っぱく みすぼらしい毎日の

隙間で輝く青空が認めてくれた

この生き方を

言葉と言葉の間で

言葉にならない心の

匂いや色や温度を 美味く吸うのさ

なぁ 根本まで吸うのさ

イデオロギーが俺を否定しても

俺は俺を愛してやらなきゃ

灰を飲み込むような気分さ

火のついたまま行け

空一面の曇りへ

昨夜のデタラメな言葉も

俺だけには意味があるんだ

そんな言葉が心臓から

今 世界へ出ていきたがってる

空一面の曇りへ

この生き地獄のような暗い世

それを照らすのは 自己への愛よ

上へ昇る 煙は昇る 涙の向こうへ

集音遊民

ゲタゲタ 笑う笑う

愛煙 愛煙

集音遊民

ゲタゲタ 笑う笑う

愛煙 愛煙

  • 作詞

    内田 秋

  • 作曲

    No Fun

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ストリーミング / ダウンロード

2023年現在10人編成となる音楽集団No Funによる二枚目のアルバム。二人に増えたパーカッションによる強健なリズムアプローチと、バイオリン、フルートを主軸とした流麗な旋律。前作と比較しさらなる音の構築美に到達した作品。生身の人間が演奏することでしか成し得ない「空気」をなにより年頭に置いて制作は進んだ。メンバーたちの様々な感性や価値観が奇天烈に混ざり合い、ボーカル内田秋の一貫した音楽観がそれらを nostos report という一つの形にまとめあげることに成功。

アーティスト情報

  • No Fun

    2020年に前身バンドである「ピアノガール」が活動を休止するタイミングで、Vo./Gt.内田秋を中心に結成。当時のメンバーであるGt.NJと結成初期に在籍していたBa.長友拓也の3人でNo Funの原型となる。バンドコンセプトである「多様性」「フィジカルミュージック」の下に、次々とメンバーが加入し現在、ギター・ベース・ドラム・ツインパーカッション・バイオリン・フルート・トランペット・サックス・ピアノからなる10人編成バンドとなる。 メンバー全員のルーツが混然一体となり壮観なスケールで奏でられるオーケストラパンクは、唯一無二の存在感を放つ。 結成当初より地元京都ローカルに根差した主催イベント「不時奏」を継続し開催している。 加えて、より多くの出会いや遊び場所を求めて、大所帯とは思えないフットワークの軽さで各地へ出演し、2023年には、初の海外での公演となる、韓国への遠征を行なった。アコースティック編成、デュオでの演奏や、クラブイベント、サイクルショップのインストアイベントなど、形態や場所に囚われず幅広く柔軟なスタイルで活動をしている。

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