歌詞

夢から醒めたら

涙を流してた

ふたりの映画は終わって

まだ

君を探してた

「私も手で握りしめたいよ

握りしめたいのそれでも今は」

ふたりで過ごした日々

世界を彩る

夜が終われば、「今」とさよなら

君とみた見た映画みたいだ

いつまでも

いつまででも

君のそばで夢を見させて

上映間近のころのふたりはいないけど

カレンダーの日付はあの時のまま

僕だけがまだあのシーンに残されてた

君を見つけたときの

あのシーンも

ふたり泣き笑いあった

あのシーンも

白く霞むから

巻き戻せないよな

君がいた世界は美しい

瞳に映った世界はさ

ひとりで観てても辛いしさ

もういちどでいいから映して神様

幻みたに薄まってく

ふたりの映画をだきしめたって

それはラストシーンだった

ずっと君がいれば

何もいらないと言って

抱きしめた

優しい夢みたいな

あのシーンも

白く霞むから

巻き戻せないよな

君がいた世界は美しい

それでもまだ

君のことを探してるよ

溢れそうな涙を拭ってさ

このフィルムが

ほら、終わる頃は

きっとふたりは居ないよ

エンドロール

あの時を思い出すよ

夢から醒めたら

涙を流してた

ふたりの映画は終わって

まだ

君を探してた