

遠ざかる街の輪郭 まるでフィルムの切れ端みたいだ
僕を乗せたシートはがたんと南へ滑り落ちていく
膝の上で握りしめた行き場のない指先
君に会えるただそれだけのことがどうしてこんなに
窓ガラスに額を預けて
熱を帯びた振動を聞いていた
流れる景色は意味を持たないノイズに変わる
ため息ひとつで曇る視界
このままオレンジの夕闇に僕ごと溶かしてくれよ
燃え尽きる空の赤さが痛いくらいに綺麗で
君の街へ急ぐほど秒針が胸を刺す
レールの音に隠した愛してる
届くかな 届くかな 夜に飲まれる前に
長い影が車内を這って僕の孤独を浮き彫りにする
幸せなら明日が待っているはずなのに
ふとよぎるもしもという名の黒い鳥
繋いだ手がいつか離れてしまわぬように
祈るように景色を睨んだ
変わってゆく空の色と
変わらない僕らの距離
優しく揺れながら車窓をかすめるように叫ぶ
もうすぐだ もうすぐだと聞かせて
ガラス一枚隔てた世界は
こんなにも静かで残酷に美しい
境界線を越えて今
さよならオレンジの車体が沈む夕日に溶けていく
流れる景色を置き去りにして君の元へ急ぐのさ
世界が終わるみたいな空の色だった
待っていてくれるその笑顔が見えたら
僕はやっと息ができる
君に会いに 君に会いに行く
- 作詞者
TOKYO3Z
- 作曲者
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- プロデューサー
TOKYO3Z
- レコーディングエンジニア
TOKYO3Z
- ミキシングエンジニア
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- グラフィックデザイン
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