薄桃忌 (feat. 小春六花)のジャケット写真

歌詞

薄桃忌 (feat. 小春六花)

トリンドル鳥井

桜並木燃える下で

二人約束を交わした

「十年先のここで会おう」

瞬いた目凛と澄んでた

あれから年月は流れ

身に纏う世界も変わり

晴れわたる空迎えるこの日

靴紐締め足を踏み出す

せりあがる胸の鼓動

行く足音

小さく認める影

見覚えのあるシルエット

確かにそこに君がいる

哀れむように僕を見やる

視線に胸がざわめく

今すぐにでも頬寄せたい

なのにどこか浮かない表情で

近づいても何も言わず

悲痛に笑うばかりで

どうしたんだよと

肩を叩けば

その刹那朝露に消えた

花降る中惑う一人で

喚き果てた日々のなかで

失われた五感をあてに

さまよう僕を見て笑えよ

憎まれ口聞かせてくれよ

十年前は幼すぎて

別れの際直に見れずに

「十年先のここで会おう」

泣き腫れた目

あの日と同じだ

こじあける記憶の窓

頬を伝ってく

何も変わらない街

投げ捨てた君の形見

過呼吸で虚空を睨んでいる

空に刺さる針を登る

鼓動が怒号のようになる

今すぐに君に会いに行くねと

見下ろす街やけに綺麗だ

堰が切れる 風が爆ぜる

世界が雪崩れ込んでく

優しい静寂重なり消えた

不意に息が喉を通った

冷たすぎて笑えてくるな

  • 作詞

    トリンドル鳥井

  • 作曲

    トリンドル鳥井

薄桃忌 (feat. 小春六花)のジャケット写真

トリンドル鳥井 の“薄桃忌 (feat. 小春六花)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    薄桃忌 (feat. 小春六花)

    トリンドル鳥井

頭の中で広がった映画を音楽に落とし込むように作りました

アーティスト情報

"