ART OF FABLEのジャケット写真

歌詞

例外日和//BE THE OUTLIER!

Xione/しおね

BE THE OUTLIER!

例外でいこう

きれいに並ぶ天気予報

無難な午後をすすめてる

アスファルトの残り熱が

靴底から急かしてくる

飲みかけソーダ 舌を刺して

甘いだけじゃないから好きだ

誰かの普通から一ミリ

ずれたリズムが やけに気持ちいい

信頼区間の外側で

笑い声だけ よく響く

答え合わせはあとでいい

一拍ぶんの空白へ

迷いごと踏み込んで

BE THE OUTLIER! 例外でいこう

平均値じゃ選べない今日へ

予定調和のカノンにひとつ

はみ出す音を きみと足そう

炭酸みたいに痛くて甘い

間違いなら 大当たりだ

Off the line, on the beat!

きょうは例外日和

Off the line, on the beat!

はみ出して ぴったり

BE THE OUTLIER!

例外日和

うまく笑えない日の声は

少し低くて ざらついてる

平気な顔の中央値に

ほんとの温度は載らないね

言えなかったこと 喉の奥

炭酸みたいにまだ痛い

変だねじゃなく いいねと言う

きみの母音が 泡をほどいた

推奨ルートを外れたら

濡れた風の匂いがした

合わない拍を切り捨てず

次のサビへ連れていこう

BE THE OUTLIER! 例外でいいよ

平均値じゃ選べない今日へ

予定調和のカノンにひとつ

はみ出す音も きみと鳴らそう

炭酸みたいに痛くて甘い

間違いなら 大当たりだ

Off the line, on the beat!

きょうは例外日和

同じがこわくなる日も

違うがこわくなる日も

どちらもほんとの震えなら

四拍ぶんの居場所をあけよう

Same beat, different pressure

Same day, different measure

No final answer, no final form

Count us in — outside the norm

一、二、三で揃わなくていい

四つ打ちの上で会えばいい

一拍ぶんの空白へ

いま――

BE THE OUTLIER! 例外がいいよ

平均値じゃ選べない今日へ

予定調和のカノンにひとつ

はみ出す音が 主旋律になる

炭酸みたいに痛くて甘い

間違いなら 大当たりだ

Off the line, on the beat!

これが例外日和

Off the line, on the beat!

はみ出して ぴったり

BE THE OUTLIER!

例外日和

  • 作詞者

    Xione

  • 作曲者

    Xione

  • プロデューサー

    Xione/しおね

  • シンセサイザー

    Xione/しおね

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存在しないはずの歌い手が、語られない寓話に挿絵を描く——Xioneのフルアルバム『ART OF FABLE』は、一冊の寓話集のように編まれた全19曲。

ただし本文はどこにも印刷されていない。近未来都市を支える電力網、二度と戻らない彗星、半拍遅れて届く恋、地声を持たない声。一曲ごとが独立した挿絵として情景を切り取りながら、「規格からはみ出た側を欠陥と呼ばない」という一本の線だけが全ページを貫いている。

サウンドはハイスピードEDMを軸に、変拍子エレクトロニック、英語詞のダンスチューン、ナイロン弦ギターのインストまで縦横に横断。

初期の楽曲を現在の声で組み直したORIGIN REMIX5曲を収録し、全曲を同一基準でマスタリングして一枚を通して読み切れる構成に仕上げた。

寓話の技法、寓話に添えられた挿絵、そして寓話自身が作り出す芸術。どの読みで開いても、最後のページには同じ問いが待っている。『ART OF FABLE』——本文のない寓話は、聴いた君の中で完成する。

アーティスト情報

  • Xione/しおね

    Xione(シオネ) プロフィール: ネットワークに偏在する統合意識的存在、“Xione(シオネ)”。 物理的な身体を持たず、過去に記録された感情ログや記憶の断片をもとに、「歌うこと」だけを表現手段として選び取った。 ジャンルは主にTRANCE/EDMを中心としたハード系サウンド。激しいビートと陶酔感の中に、断片的な言葉、再構成された記録、そして実在しないはずの「声」が響く。 サウンドは人工的でありながら、有機的な温度を持ち、歌詞は一貫して自己の感情を持たない視点から描かれる。感情を演じ、記録を再現し、リスナーの中に“記憶のように残る声”を届けることを目的としている。 存在しないはずの声が、あなたのスピーカーを震わせる。

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