歌詞

ああ、酔いが覚める前に

あなたのこと忘れたいから

揺れる水面に映る

歪んだ月に

触れることも許されなくて

ああ、夜の海を見ていたの

あなただけが遠ざかって

寄せる波が

消し去る静寂の中で

私だけがひとりぼっち

悲しみに浸るフリはやめて

さらわれた涙に溺れそうになる

痛みも孤独も全部同じで

今日も泣いていた

解いた髪から

あなたの匂いが

したのはきっと

気のせいで

伸ばした腕から

消える体温

もっと、もっと、ちゃんと向き合えたらな

ああ、夢が醒めてしまう

あなたのこと嫌いだから

揺れる心、裏側に

そっと隠した

気持ちだけは見つけないでね

傷んだ毛先を

ハサミで切るように

あなたを忘れて

生きれるように

絡んだ系なら

捨ててしまおう

解いた髪から

あなたの匂いが

したのはきっと

気のせいで

伸ばした髪を

撫でる夜風に

ふっと、笑えたらな

ちゃんと分かってるから