自叙伝のジャケット写真

歌詞

春夏秋の生徒

HARUKA

小さな転校生

人懐っこい

笑顔

元気一杯

誰も知らない

言葉を

口にする

ちょっと

変わった子

先生の話が

始まると

下を向いて

固まる

答えを

指されることは

一度も

なかった

チャイムが

鳴るまで

ひたすら

かしこまっていた

夏休み

偶然

会った

青エビ

捕りに

行くけど

来る

小三になって

初めての

お話し

できた

クラスメート

網で掬って

バケツに

入れて行く

タニシ

ばっかり

昼のご飯

これ食わしてやる

満面の笑み

昼になって

橋の下の

家に行く

父親がいて

一緒に

食べていい

ドア越しに

見ていた

恐い顔で

首を振る

戸口に来て

用事ができたから

バイバイ

家の中は

裸電球が

照らし

漁で使う

道具が

壁に

吊るされていた

家に帰って

ママに話す

小川に入って

貝ばっかり

捕る

どこの何さんと

聞かれ

橋の下を

指さす

急に

顔色が

変わって

行く

顔を

近づけ

ゆっくりと

話す

あそこへは

二度と

行ってはいけません

冬になって

学校で

見なくなる

誰も口にしない

誰も気にしない

みんな

忘れている

吹雪の中

橋の下に

行った

ドアは外れ

ものけの空

床も天井も

壁も土間も

凍っていた

  • 作詞者

    izumi

  • 作曲者

    izumi

  • プロデューサー

    izumi

  • ミキシングエンジニア

    izumi

  • マスタリングエンジニア

    izumi

  • ギター

    izumi

  • ベースギター

    izumi

  • ドラム

    izumi

  • ボーカル

    izumi

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