Lyric

アレキシサイミア 澱む鼓動で

狂気か正常かわからなくなる

纏わりついた 靄をかき分け

逃げ出せぬ牢獄で 独り沈み込んでいく

失せる感情 塗り替える

快楽のその先に向かって

期待はしないわ 永遠だなんて

存在しない夢物語だから

孤独に耐えかねた

赤い瞳は君を映して

虜にした罪を贖い

飲み干す祝杯を掲げましょう

アレキシサイミア 見える世界は

地獄か天国かわからなくなる

恵みの雨は 私を打って

避けられぬ終末に 独り沈み込んでいく

消える幻燈 刻が見える

奪われた孤独な朝待って

鎖が絡んだ赤い果実は

揺り籠の中寂しく崩れた

何のために生まれて

何を為して散るのか

悪夢の中もがいて

光を失っても

顔色ひとつ変えず

明日もその先も同じ

日々を過ごすだけだわ

アレキシサイミア この感情は

どう表したらいいかわからなくなる

アレキシサイミア 澱む鼓動で

狂気か正常かわからなくなる

最期の時は せめて笑って

救われぬこの世界で 沈み込む

滲むインクは生命を示すメタファー

錆びた真鍮のロケットを抱いて

踊り狂いたいの いつまでも