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『ずっとそばにいて -Roots Edition-』は、1998年にニュートーラスより発売された3rdシングル『ずっとぞばにいて』の再録作品である。
先に発表されたバージョンでは、朝水彼方氏が補作詞として参加しているが、本作では方向性こそ踏襲しながらも、よりパーソナルで切実な想いを軸に再構築されている。
当時は20代という若さの中で描かれた恋愛観だったが、時を経た現在のVINYLは、その感情に新たな深みと輪郭を与えている。
広がった表現力と経験が、同じテーマにより強い説得力をもたらした。
大切な人への想い、失われていく時間、そして胸を締めつけるような切なさ。
そのすべてを、飾らない言葉とサウンドで描き出した本作は、まさに“原点”と呼ぶにふさわしい仕上がりとなった。
特にエンディングのギターソロでは、叙情と激情が交錯し、楽曲の感情を決定づけるクライマックスを形成している。
また、演奏面では実力派ミュージシャンが参加。
重厚かつ繊細なアレンジが、楽曲の持つ感情をより深く引き立てている。
VINYL:福井祥史(Vo)/鈴木 新(Gt) 日本の2人組ヴィジュアルロックバンド。 1995年6月、福井祥史(元D’ERLANGER/STRAWBERRY FIELDS)と 鈴木 新(元黒夢)が出会い、VINYLを結成。 1996年5月、hide(X JAPAN)が主催したオムニバス 『LEMONed – Collected by hide』へ「BE」で参加。 同年9月には千葉マリンスタジアムで行われた “HIDE INDIAN SUMMER SPECIAL”にも出演し、一気に注目を集める。 1997年9月、日清パワーステーションで初ワンマンを成功させ、 同年11月にはシングル「とまらない鼓動」でメジャー・デビュー。 バンドの音像は、エモーショナルな歌声を支える力強いギターと 切れ味鋭いアレンジで構築され、黎明期のV系における独自性を際立たせた。 2000年の活動停止後、それぞれがソロ・バンド・チャリティなど 幅広く活動を続け、2024年、長い沈黙を破り再始動。 再録『BE』を皮切りに、ライブ・音源・アートワークを 連動させた新章を展開している。 “感情を音に刻む”という信念のもと、 ギターは痛みや喜び、葛藤や希望の旋律を描き、 歌声とともに、現在進行形のVINYLを力強く更新し続けている。