Lyric

街の全ての窓が割れた狂った夜

僕は大きな凧に手を引かれていた

人の食べるものさえ苦い鉄の味

世俗を知らない鳥が夕陽を見届けてた

ララ 庭に眩しい花火 せせら笑いの仮面たち

壁にウレタン 孤独の文字

嘘にまみれた夜空へ

打ち上げた二つの目が

人の世をねめつける

どれくらい上手く生きられれば

一人で歩けるかな

教えてくれまだ不確定な

明日に光があるなら

ずっと錆び付いて開かないドアから

躰を離さないでね

青くて黒い壁の中でひび割れた

僕は鼻歌まじり 絶望の卵

糸がほつれぬ限りここが僕の城

いっそこのままこの手が糸になっちゃってもいい

ララ 木立に揺れる蛹

ただ貪欲なラリルレロ

ひどくありふれた世界をただ

優しい記憶で満たしていく

さよならに似た色した

木立を灼く夕焼け

大罪とすら手を繋いでさ

ビルの影に消えてく

あの夜空へと

打ち上げた二つの目が

お前らをねめつける

どれくらい上手く生きられれば

一人で歩けるかな

教えてくれまだ不確定な

明日に光があるなら

ずっと錆び付いて開かないドアから

アナタを離さないでね