歌詞

痛覚のない傀儡の行列が進む

不揃いな靴の音がシナプスを狂わせる

創造的な破壊を繰り返す先に

打ち上がる花火のような それは戦火じゃないか

残骸ばかりの夢の楼閣で

反逆の日を待ってたんだろう？

ひとつかみのレゾンデートルが

砕け散るのをただ見ていた…

革命の旗がなびく

灰の舞う空 気流を裂いて

今ここに刻み付けた

旧世界の惨き跡を

革命の夜が明けて

日が昇る新たな世界を

お前は支えていけるのか

血に染まったその手で

絶対的な地球の重力に溺れ

空を行く鳥も同じさ 誰も自由ではない

残響の鳴り止まぬこの部屋で

弑逆の機を待ってたんだろう？

そのドアに手をかけることの

代償の大きさも知らずに…

革命の歌が響く

瑕疵のない空 その手で裂いて

今ここに削り出した

新時代の青き地図を

革命の夜が明けて

燃え盛る炎の向こうに

お前は何を見ているのか

暗く光るその目で

乱流に呑み込まれ

震えていた僕らは

いつしかこの世界を

憎むようになった

古びた設計図に

インクでシミをつけて

革命と呼ぶのならば

歴史は繰り返すだろう

一つ聞いてもいいかい

お前が壊した世界を

お前は贖えるか

自己中な希望とやら夢とやらで

革命に月が揺れる

焼けた街は遥か後方へ

足取りは揺るがない

迷いの入る余地もない

革命の夜が明けて

足元に芽吹いた光を

お前は連れていけるのだろう？

遠く未来の先へ