歌詞

鮮明に思い出す　まだ忘れたくないと　抗うみたいに

確かめ合った絆は　欠片も見つからなくて　消えてしまった

君の手を放したから　戻らないもう二度と　笑いあったあの時

君に、君に、届いた私の　言葉が、心が、鮮やかに咲いた

このまま、このまま、全てが終わらぬように　空を見上げて願っていたんだ

近づいた未来に　目を逸らしたのは

君だけが　私の心に寄り添ったから

これから何度だって　思い出してしまう　叶わないと知りながら

追いつかない君の影に　夢を見てしまう

明日なんて　来なければいいよ　君はいないから

縋りついた夢だけ　覚えている

君に、君に、捧げた私の　言葉は、心は、音もなく消えた

このまま、このまま、何もかも消えてしまえ

溢れだした夢の続きで　私に触れて　触れて

終わりが来ないほどの速さで　鈍く光る

このまま夜に溶けて　心の奥の底まで

染まる空に君の色だけ重ねて　一つになる