歌詞

もう9月かって気がつかぬほど

暑い日々とラグい四季の感覚

うだつ上がらぬ君へのいじっぱりな

態度も永遠に変わらないまま

秋の足音がほら

長くなる影法師を背に

赤く染まる夕暮れの駅

けど街の視線気にせず

まだまだ半袖半ズボンな君が

無邪気な笑顔で話すから照らすから

まだ夏だって思いたいじゃん！

残った宿題　落ちない線香花火

燃えきらぬ蚊取り線香

エアコンが効いた部屋で涼むこの想いも

終わってないのさ

溶けきらぬアイスにもらった勇気を

まだ癒えぬ傷に塗り込んだら

走りだそう

ロスタイム・サマー

日焼けの跡を隠し始めた

君にようやく共通点を

見出す私の顔がちょっと

紅葉した

青信号戻らぬ春

街灯が照らす私の内面

ほら今がチャンスだ！ってのに

隠れて出てこれないっぽいな

タイトルも忘れた懐かしいあの曲

ご機嫌に鼻歌歌う君

感傷に酔いしれていたら

ほんとに夏が終わっちゃうじゃん！

冷え切った海

畳んだままの着物

間に合わないダイエット

君との予定で埋まった絵日記今から

描き始めるのさ

落ちきった太陽

まだちょっと顔のぞくはくちょう座が

寂しげに鳴いたら

ロスタイムも終わりだね

君が"I like you"って言う

可能性なんて皆無

だから私からダイブするしかない

このチャイムを合図に

「あなたが大好きだ」

やっと言えた

今は君の方が赤い？

大逆転！ロスタイムは残り1分

夏が終わったとしても

残った宿題　落ちない線香花火

燃えきらぬ蚊取り線香

エアコンが効いた部屋で涼むこの想いも

終わってないのさぁ！

溶けきらぬアイスにもらった勇気を

まだ癒えぬ傷に塗り込んだら

走りだそう

君と永遠に

ロスタイム・サマー