

濡れた歩道にほどけたネオン
帰りそびれた今日が滲んでる
うまく笑えたはずの横顔を
夜風がそっとほどいていった
静かな部屋で鍵を置く音
それだけで胸が少し揺れる
誰にも見せない弱さの先で
名前のない影に座りこむ
眠れないまま雨を数えて
消えない気配を抱きしめてる
ひとり分だけ冷えたこの世界で
小さな灯りを探していた
カーテン越しの街は遠くて
言いそびれた言葉がまだ痛い
優しさにさえ追いつけなくて
ぬるい涙を飲み込んでいた
記憶はいつも綺麗すぎるね
触れれば少し壊れそうなのに
曖昧なまま明日へ向かう
その途中で空を見上げた
眠れないまま雨を聴いてる
心の輪郭が滲んでゆく
失くしたものを数える代わりに
今ある微熱を信じてみる
朝焼けなんてまだ遠いけど
この暗さにも意味があるなら
震える指で窓を少し開け
新しい風を部屋に入れた
眠れないまま雨を越えてく
消えない痛みも連れてゆくよ
ひとりの夜に置き去りの願い
やがて小さな光に変わる
静かに息をして、また歩き出す
濡れた街に、淡い明日
- 作詞者
月乃森ひより
- 作曲者
月乃森ひより
- プロデューサー
月乃森ひより
- ミキシングエンジニア
月乃森ひより
- マスタリングエンジニア
月乃森ひより
- グラフィックデザイン
月乃森ひより
- プログラミング
月乃森ひより

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濡れた夜の微熱
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