Lyric

まどろむ夏の午後

色づく声

短い夢の中

君がいた

昨日には焦げたアスファルト

火照りだすサイダー

どこか逃げ出したい

遠くまで

特別な予定もないけど

心は騒ぎ出す

どこで何してるの 君は

バカンスだけの淡い魔法は

一瞬で見失うから

オレンジのビーチライン

車からふたりで見ようよ

溶けてく街角

近くて遠い君を思い出す

海でも行こうって

思わせぶりな言葉

今なら言えるよ

サングラス越しの昼下がり

映画の中みたい

あてもなく歩くよ

近くまで

ガラス越しプールサイドには

ふたり組ばかり

誰と何してるの 君は

（ドライブしようって）

君からの何気ない

去年の約束

忘れたふりしたけど

覚えてるよ（誰にも言わずに）

潮騒の砂浜で泳ぎ疲れたら

車でキスしようよ

溶けてく街角

近くて遠い君を思い出す

海でも行こうって

思わせぶりな言葉

今なら言えるよ

このまどろむ夏の午後

色づく声

短い夢の中

君がいた

私じゃない人好きだってこと

気づいてるよ

もう届かない

熱に浮かされた私の瞳

じっと見つめて

やさしく抱きしめてよ

溶けてく街角

近くて遠い君を

思い出す（思い出す）

海でも行こうって

思わせぶりな言葉

今だけなら

溶けてく街角（溶けてゆく）

近くて遠い君を（街の中）

思い出す

（ふたりでって言葉）海でも行こうって思わせぶりな言葉

今なら言えるよ