午前2時
一人きり 気付いてしまう
雨が降る
君の聲 届かなくて
香る でも 香る
魔法みたいで 消えそう
愛してる ああ 雨に打たれて
散りゆく君のこと 見失って
小さくて ああ 視えていなくて
それでも
気付いてしまう 戻れない
時が過ぎ 会いたい
靄の中
ここにいる 気付かれなくて
またいつか
それはいつ もどかしくて
咲いて でも 咲いて
花火みたいで 消えそう
愛してる ああ 風にゆられて
微笑む横顔を 忘れたくて
約束を ああ 覚えてますか
それでも
気付いてしまう 戻らない
あなたへの さよなら
忘れることが罪ならば
覚えていることが罰なのです
永遠なんてないと知って また
秋はやってくる
いつだって ああ そばにいるのに
咲かない日には みな忘れてしまう
写真にも 聲も残せるのに 香りは
残せやしない あなたの
温もりも
愛してる ああ 雨に打たれて
敷かれた黄金色の絨毯も
雨上がり ああ いずれなくなる
それでも
気づいてしまう もう一度
咲く花は 消えない
- 作詞
ぴーちゃん
- 作曲
ぴーちゃん
Lilial Rice の“霧雨と金木犀”を
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