Lyric

見ていると

自分が恥ずかしいなって

思っちゃうよね

さりげなく礼儀を尽くし

心を揺らす　その様は

真似ようとしても

肝心な時には

忘れちゃってて

あまりに美しき振る舞いは

当事者だけにあらず

その場所の空気を浄化する

そんな人

普通はイケ好かなくてウザくて

なんかヤな奴なはずだろ

だけど違って

どこまでもさり気なく

無理をさせず

かけ違うことなく

行き過ぎることなく

そんな君は進みゆく

僕らの感情を置き去りにして

次のステージへ

人とはどうあるかと

植え付けて

間合いを図る間もなく

魔法が

かかるように

ふと現れし君は

一緒に笑い合ってた

まるでずっと前からの友のように

おいおい待ってよ

まだお互い何にも知らないだろうよ

ずいぶん買っちゃうだろうな

こんな営業がくれば

だよな

警戒できねえよ

数えるほども会ってねえのに

さらけ出す

優しき歌声を響かせ

聴いてるだけな人かと　取り乱すだろ

ことごとく

さりげなく　心をえぐり

忘れることは許さぬと

言いはせずも　感じさせ

そして君は進みゆく

僕らのイメージを少しだけ超えて

次のシーンへ

人はそうあるべしと

落とし物をして

そして　いつか

叶いそうに思う

約束とかいう

思い出につまずきながら

次の景色を創るため旅立つ

そうさ君は

今日も誰かのために

進みゆく人

じゃあ　またな

進みゆく人