Rinto Shinasai Front Cover

Lyric

Rinto Shinasai

Jonathan

鏡の中の私は

今日も 少しだけ他人で

笑う練習ばかりが

上手になっていく

誰にも見せない夜に

心は 何度も崩れて

そのたび 静かに

元の場所へ 戻していた

正しさに 置き去りにされ

やさしさに 迷い込んで

それでも 私は

今日を 抱いたまま ここにいる

折れても いい

迷っても いい

それでも 背筋を伸ばして

凛としなさい

世界に うつむく日さえ

自分には 目を逸らさず

震えるままで 立ち尽くす

それが 私の 生き方

誰かの輝きに

影をつくられた夜

拍手の音よりも

沈黙が 重かった

「大丈夫」と言うたび

何かが 零れていって

拾い集める指が

少し 震えていた

信じることは 怖くて

疑うことは もっと怖い

それでも 心だけは

ここに 置いていきたくない

泣いても いい

弱くて いい

それでも 顔を上げて

凛としなさい

比べるためじゃなく

誰かになるためでもなく

“わたし”のままで 息をする

そのために 生まれた

嫌われないために

自分を 手放すより

世界に 置いていかれても

自分とは 離れたくない

折れた言葉

滲んだ願い

すべて抱いて 歩いていく

壊れそうな 尊厳だけが

まだ 胸の奥で 光っている

何度でも

夜に ほどけ

涙で 輪郭をなくしても

心の芯だけは 静かに燃やせ

誰の理想にも ならず

誰の正解にも ならず

不完全なまま ここに立つ

凛とした 私で 生きていく

この世界は

今日も 容赦なくて

それでも 私は

私を やめない

小さな声で 言い聞かせる

誰にも 命じられずに

私が 私へ 贈る

たった一行の 祈り

凛としなさい。

  • Lyricist

    Jonathan

  • Composer

    Jonathan

  • Producer

    Jonathan

  • Programming

    Jonathan

Rinto Shinasai Front Cover

Listen to Rinto Shinasai by Jonathan

Streaming / Download

  • ⚫︎

    Rinto Shinasai

    Jonathan

"Rinto Shinasai" is a minimalist folk song about dignity, vulnerability, and quiet resistance in the modern age. Sung with raw, spoken-word intimacy, it captures the struggle of staying true to oneself in a world driven by comparison and noise. Rather than offering easy hope, the song stands beside the listener, affirming the simple act of remaining present and human.

Artist Profile

02222Records

"