歌詞

しゃんとせい…

そいは、博多ん街でよう聞く言葉ばい。

転んでも、泣いても、顔ば上げて進めっちゅう意味。

昔ん人も、今ん人も、みんなそれば胸に抱えて生きとる。

この歌は、そげん生き方ば讃える唄ばい。

聞いとってん…お前のことば、見ちょる星があるけん。

朝ん光が　路地ば照らす

母ちゃんの声が　背中ば押す

「ぐずぐずしよったら　置いてくばい」

そげん言われて　涙ばこらえた

しゃんとせい　胸ば張れ

転んだら　土ん味ば覚えとけ

しゃんとせい　顔ば上げ

悔しか涙は　明日ん肥やし

古か友達と　ケンカして

言葉が刺さって　眠れん夜

「お前はお前ばい　それでよか」

爺ちゃんの言葉が　沁みてくる

しゃんとせい　心ば磨け

弱かとこば　隠さんでよか

しゃんとせい　夢ば語れ

笑われても　それが生きるっちゅうこと

博多ん街に　風が吹く

屋台の灯りが　人ば包む

「また来んしゃい」って　笑う顔

そいがあるけん　頑張れるばい

しゃんとせい　命ば燃やせ

誰かのために　泣けるならよか

しゃんとせい　今日ば生きろ

過去も未来も　今に詰まっとる

しゃんとせい　あの星が見ちょる

泣きよるお前ば　ちゃんと見ちょる

しゃんとせい　声ば出せ

届くけん　誰かの胸ん奥に

しゃんとせい　命ば燃やせ

誰かのために　泣けるならよか

しゃんとせい　今日ば生きろ

過去も未来も　今に詰まっとる