歌詞

枯れ葉がひらひら舞い落ちる　並木道を

手と手を繋いで　ともに歩いていく

君の首にふわりと巻かれた　白いマフラーが

北風に吹かれ　たなびいている

「寒いね」って小さく呟いた君の顔が

なぜだろう　嬉しそうだったから

僕も笑って　「寒いね」って返す

そんな何気ない　幸せの蕾を

二人で大切に　育てていきたい

春になれば　桜が咲くように

いつか　蕾も芽吹くはずだよ

白いマフラーを　編んでいくように

僕らの筋書きなき物語を

君と一緒に　紡いでいきたい

これからも　ずっとずっと・・・

「君を守り続ける」とか

「ずっと君のそばにいる」とか

ありきたりなことは　僕には言えないけど

君が辛くなった時に　そっと

手を差し伸べること

それくらいなら　僕にでもできる

良いことがあったら

君は決まって僕に

一番に　話しかけてきてくれて

僕も思わず　顔を綻ばす

たとえ　どれほど辛いことがあろうと

君がいてくれる　たったそれだけで

頑張ろうって　不思議と思えるけど

それはどうしてなんだろうな？

「お疲れさま」とか　「ありがとう」とかの

そんなさりげない言葉の中に

溢れるほどの　温かさがあって

冷えきった心に　灯（ひ）がともる

どんなに小さい　幸せの蕾でも

二人で大切に　育てていきたい

春になれば　咲く桜のように

綺麗な花を　咲かすはずだよ

白いマフラーを　編んでいくように

僕らの筋書きなき物語を

君と一緒に　紡いでいきたい

いつまでも　ずっとずっと・・・