夏が過ぎ去って消えていった
飛行機雲に手を振って
僕の"やりたい"が消えていった
飛行機雲に手を振って
君の顔も思い出せない
飛行機雲に手を振って
僕のことも思い出せないよな
そんな夏の話
描いて思い出して
紡いだ夏の出来事
二人だけの続き記して
ここでいようよ
夏が君を描いていた
僕はそこで君を見ていた
風鈴が揺れるような夏の香り
終わらないよまだ
夢は覚めたから
夢より影とずっと
夏が過ぎ去って消えていった
飛行機雲に手を振って
僕のことも思い出せないなら
こんな歌があれば
8月の暮れに夏休みの終わり
汗をかいた麦茶の歌う
線香花火の賛美歌
七夕に降る雨や
借りパクされたカセット
そこに在ってそこに無い
表裏一体の代物
絵日記をめくって諦める前に
そのカーソルを空白に
上に合わせたら
「きょうはなんにもないすばらしい一日だった」
夏が君を描いていた
僕はそこで君を見ていた
風鈴が揺れるような夏の香り
二人だけの夢を今思い出して
夏が君を描いていた
僕はそこで君を見ていた
風鈴が揺れるような
陽炎目指して
「*二人がまた出会えますように」
ずっとここから祈ってる
- 作詞
氏家 颯士
- 作曲
氏家 颯士
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アーティスト情報
kageori
2020年10月に活動を開始した横浜発・kageori 日本の夏を思わせる作風でありながら、VOCALOIDフューチャリング作品を手掛けたりと音楽的好奇心に溢れている。ギターロックのマインドを中心にしつつも、オルタナティヴやPOPSのハートも忘れない、どこか懐かしさもありながら新しいモノで溢れている、ニコニコ動画のような音楽性が特徴。
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