真宵 月も
赤く 赤く 滲む時分
蝋燭 落とす影は
鮮血垂れ込める
退屈さえも飽いた彼ら
憚り知らず新たな恐楽へ
一つ増えた影 さながら絡繰り
つい出るは奇怪な身の上
赤 赤
悔悟などあらず
赤 赤
無垢に悪辣に
嘘吹き手招き 指さして骸小路
その罪見出すことも 敵うこと無い
プロバビリティ
一寸覗けば ソラ
滑稽な悪戯サ
余程邪悪なるは人間だろう
了うにゃ惜しいからいただこう
天鵞絨引き裂き
銀盆の首二つ
飲み干した狂気の沙汰
仮令戯言されど描いたなら
悉く真と言えよう?
赤 赤
首刈り三日月
赤 赤
哀れ手のひらへ
その命絶やす前にもうひと遊び
片端から灯を消して
この上ない愉しみを今
赤 赤
懺悔などあらず
赤 赤
無垢に悪辣に
貌の無い月が 踊らせる空絡繰り
もはやここに気もあらず
夢幻は未だ覚めず
あの弾丸指す答えとは
- Lyricist
Eribuchi Ksan
- Composer
Eribuchi Ksan
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Red Room
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