歌詞

生まれ変わる季節に

君の睫毛を食む、季節外れの蟻は

くじら座を見上げて、白い息を吐いた。

芥捨て場で腐れている、期待外れの夜は

絵画の彼にすら嗤われている気がした。

林檎に擬態した、殺したはずの言葉

腹いせに私の喉の奥に閊える。

小馬鹿にした頁を、読み直して、悔いている。

死ねない朝をひどく、呪っているのに。

雨音が消えていく。

それは君の気配。

春の輪郭を指で、もう一度なぞりたい。

虚しさに名前をつける。

嫌気が差していく。

青嵐がきれいだ、から

私を連れていって。

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S-capeGoat
蘇我石木、鈴木紀杜、そらのような者、飯田駿介からなる4ピースバンド、S-capeGoat。鈴木紀杜を中心に同じ学校内で結成。ボカロPでもある蘇我石木(Vo)の楽曲は、ボカロ文化やオルタナティブロックから派生した独特なポップ感を有している他、編曲も他メンバーのさまざまな音楽センスが相まって複雑怪奇なものとなっている。 2025年2月には1st Digital Album『the ██████ Door』をリリース。
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