Lyric

この夜が明けたら　　それぞれの未来へ

きっとこれが最後になる

遠く澄んだ空気　響く列車の音

明日にはもうキミの知らない僕になるんだね

コハク　醒めない夢を見せてくれよ

落ちない砂時計　閉じ込める今を

コハク　二度と来ない　この日々を

一瞬を永遠にするように抱きしめていた

この夜が明ぬよう　別れが来ないよう

僕らは生き急いでいた

不確かな未来　そっと透けて見える時も

キミの手を握り見つめていた横顔を

コハク　朝が来たら　もう戻れない

見えていたものが見えなくなっていく

コハク　一度でいい　この日々を

いつかすべて消えてしまうならどうかこのまま

「忘れないで」「わかってるよ」

大きな目からこぼれ　朝陽に光る涙

晴れ渡る空に　探していた　変わらぬものを

「振り向かないでね　泣いてるから」

最後の言葉はどんな顔だった？

コハク　この迷いも　不安さえ

キミはすべて見抜いてだんだろう　ありがとう

当たり前だと　思っていた

ずっと続くと　思っていた

目に見えるもの　そのすべてを疑いもしないでいま

ここにあるんだと　思っていた

キミといるんだと　思っていた

夜が明ける前　もう一度キミと一緒に