Lyric

舌打ちを抑えられないような

衝動にかられて

思い切り視線をそらした

私の少しうしろには

走る電車の窓

夜景とまざるように

熱い眼差しで見つめ合う

二人がいる

あの日が来るまでは

そっち側の人間だった

あの日を境に

こっち側の人間になった

あの日が来るまでは

それはそれは幸せだった

あの日を境に

景色が変わった

いそいそと平常心ぶら下げて

何食わぬ顔してる

可愛げの無い自分が

心底嫌いになり始めてる

開く電車のドア

人波吐き出した

強く手を繋ぐ二人を

追い越した

あの日が来てからは

こっち側の人間になった

あの日を境に

そっち側の人間じゃなくなる

あの日が来てからは

それはそれは絶望だった

あの日までの全ては

偽りだったから

どうか　どうか

あの二人の中に愛がありますように

どうか　どうか

私みたいにならないで欲しいと

願ってしまう

祈ってしまう

願って

祈って

願ってしまう

あの日が来るまでは

そっち側の人間だった

あの日を境に

こっち側の人間になった

あの日が来るまでは

それはそれは幸せだった

あの日を境に…

あの日が来るまでは

そっち側の人間だった

あの日を境に

こっち側の人間になったけど

あの日を踏み台に

もっともっと幸せになりたい

あの日を境に

私も変わりたい