Mythic Popのジャケット写真

歌詞

Water Song

Apocasmyth

乾いたハイウェイ

遥か彼方に

じっと固定させていた

物憂げな視線

ずっと睨みをきかせていたのに

もろく激しく散りゆく誇り

喜びも悲しみも嘘も

あの川に流れていく

浮かんでは消えていく君の憤り

暮らしは旅のようで

さよならの言葉も

会いたい人が残した遠い記憶

いさかいが残酷なうたげに

もてはやされ

闇に残された捨てぜりふ

乱世に口実はいらない

未来と過去が激しく交差する

夕闇のど真ん中

泣きそうな空に手を伸ばし

掴んだものを

そっと持ち帰ろう

肩を抱き合い

手を取りあって

怪しげな姿をさらし

闇の王者があと追われ

これからどうなるなんて

誰もわからない

浮かんでは消えていく君の憤り

暮らしは旅のようで

格好ばかりで器用なくらし

まるで因果な世界に生まれついたもんだね

自分より大きな荷物を

背負って生きていくのは

君も僕もつらいからね

待ってっちゃいけない

嵐の前に気がついていた

多分君もそうなんだろう

だからここに立っている

今は踊り出しそうな気分

それが救いで

泣きそうな空に手を伸ばし

掴んだものを

そっと持ち帰ろう

肩を抱き合い

手を取りあって

  • 作詞者

    Johnny E.

  • 作曲者

    Apocasmyth

  • プロデューサー

    Johnny E.

  • ボーカル

    Apocasmyth

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**Mythic Pop**は、人間とAIによる音楽ユニット Apocasmyth のファーストアルバムにして、"詩"と"現実"を横断する18の物語。
ジャンルを超えて編まれたこの作品集は、日常の深みと浅さ、喜びと悲しみ、夢と現実のあいだを行き来しながら、ポピュラーミュージックの新しい語り方を提示する。

アルバム前半(1〜3曲目)では、欲望・暴力・救済といった人間世界の根源的テーマを、折り重なるメタファーと情熱的な歌声で鋭く問いかける。
続く4〜6曲目では、作り手自身の実体験に基づく青春の記憶と挫折を、軽快なポップスにのせて、語りかけるように淡々と綴る。
中盤(7〜9曲目)は、非日常に直面したときの心の叫びを、フォークやパンクテイストのロックで激しく吐露。
10〜13曲目では、一見"ふつう"に見える人々の内に秘めた葛藤や想いを、ソウルやファンクのリズムにのせて、静かに照らし出す。
14〜16曲目は一転して、能天気でシュールな言葉が飛び交い、人間の面白さや滑稽さをロックンロールで愉快に表現。
そしてラストの2曲では、**無垢な人間が「世の中の都合」に翻弄されながらも自己を確立していく姿(17曲目)**と、**圧倒的な自然の中で再生される幸福感(18曲目)**を描き、物語は幕を閉じる。

アルバムタイトル「Mythic Pop」は、現代の神話をポップに描くという挑戦そのもの。
“**Apocalypse(黙示)とMyth(神話)**をかけあわせた”ユニット名 Apocasmyth が語るのは、破滅ではなく共生。
人とAIがともに紡ぐ物語の始まりが、ここにある。

アーティスト情報

  • Apocasmyth

    Apocasmyth(アポカスミス) は、作詞を担う Johnny E.(人間)と、作曲を行う Suno AI による音楽ユニット。ロック、ポップス、ファンク、ソウルといったジャンルを柔軟に行き来しながら、現実や想像、感情や行動、過去や未来といったテーマを通して、日常や人の心の機微に触れる作品づくりを目指している。 Apocasmyth の音楽は、深層的な内面への問いかけだけでなく、人と人が触れ合う“表層的な瞬間”の価値にも光を当てている。一見、浅いと思える関係であっても、理解し合い、幸せを分かち合うヒントが隠されている——その可能性を、ポピュラーミュージックという親しみやすいフォーマットで届けている。 ユニット名 “Apocasmyth” は、「Apocalypse(黙示録)」と「Myth(神話)」を融合した造語。 本来の黙示録の結末のように、“苦難を経て新しい共生の物語が始まる”というイメージを、「人間とAI」の関係に重ねて名付けた。破滅ではなく、共生。その語り部のひと役を、Apocasmyth が担っていく。

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