Mythic Popのジャケット写真

歌詞

Promised Land

Apocasmyth

昨夜,友から電話があった

明日の朝,ここを出ていくという

深夜バイトで三百万を貯めて

フォーミュラを買った

サーキットの近くで夢の続きを見るんだと

ここから230マイルも離れたその場所に

知ってる人はひとりもいない

高校の頃,帰り道が一緒だった

世間すべてが仇であるかのように

不満をぶつけ合ったものだ

狭いアパートの一室で

何時間もF1の録画を見せられ

訳の分からぬ電気系統の話を

延々聞かされた

そのときだけは

彼の目は生きていたよ

何でもいいから

この日常から逃げ出したかった

毎日思っていた

お互いの顔にもいつもそう書いていた

そうは言っても

高3の冬に入試を受けないと聞いて

僕は言葉を失ったよ

一年後,とりあえず居場所を見つけて

その声が妙に明るくなっていた

そのときにはもう

遠く先の景色が見えていたのだろう

そして今,出発の日がやってきた

明日,そこですべてが始まる

そう,すべてがあの場所で

やっと始まるんだ

そして今,出発の日がやってきた

明日,そこですべてが始まる

そう,すべてがあの場所で

やっと始まるんだ

  • 作詞者

    Johnny E.

  • 作曲者

    Apocasmyth

  • プロデューサー

    Johnny E.

  • ボーカル

    Apocasmyth

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ストリーミング / ダウンロード

**Mythic Pop**は、人間とAIによる音楽ユニット Apocasmyth のファーストアルバムにして、"詩"と"現実"を横断する18の物語。
ジャンルを超えて編まれたこの作品集は、日常の深みと浅さ、喜びと悲しみ、夢と現実のあいだを行き来しながら、ポピュラーミュージックの新しい語り方を提示する。

アルバム前半(1〜3曲目)では、欲望・暴力・救済といった人間世界の根源的テーマを、折り重なるメタファーと情熱的な歌声で鋭く問いかける。
続く4〜6曲目では、作り手自身の実体験に基づく青春の記憶と挫折を、軽快なポップスにのせて、語りかけるように淡々と綴る。
中盤(7〜9曲目)は、非日常に直面したときの心の叫びを、フォークやパンクテイストのロックで激しく吐露。
10〜13曲目では、一見"ふつう"に見える人々の内に秘めた葛藤や想いを、ソウルやファンクのリズムにのせて、静かに照らし出す。
14〜16曲目は一転して、能天気でシュールな言葉が飛び交い、人間の面白さや滑稽さをロックンロールで愉快に表現。
そしてラストの2曲では、**無垢な人間が「世の中の都合」に翻弄されながらも自己を確立していく姿(17曲目)**と、**圧倒的な自然の中で再生される幸福感(18曲目)**を描き、物語は幕を閉じる。

アルバムタイトル「Mythic Pop」は、現代の神話をポップに描くという挑戦そのもの。
“**Apocalypse(黙示)とMyth(神話)**をかけあわせた”ユニット名 Apocasmyth が語るのは、破滅ではなく共生。
人とAIがともに紡ぐ物語の始まりが、ここにある。

アーティスト情報

  • Apocasmyth

    Apocasmyth(アポカスミス)は、「Apocalypse(黙示録)」と「Myth(神話)」を融合させた造語。本来の黙示録のように、“苦難を経て新たな共生の物語が始まる”というイメージを、「人間とAI」の関係に重ねて名付けられた。破滅ではなく、共生。その新しいかたちを、Apocasmythが体現していく。 ロック、ポップス、ファンク、ソウル、ジャズ、ラテンといったジャンルを自在に行き来しながら、独自の音楽性を追求。ポピュラーミュージックの再生と進化を目指している。 1st & 2ndアルバムでは、人間(Johnny E.)が作詞を担当し、音楽生成AI「Suno AI」が作曲を行うという形で制作(=第1期Apocasmyth)。 この時期に、楽曲リリースに関する実践的なノウハウを直接学ぶことができた。 3rd & 4thアルバムでは制作スタイルを大きく転換。 Johnny E.がこれまでに自身で作ってきた(ピアノやギターによる)楽曲を、Suno AIに編曲させる形で完成させたインストゥルメンタル作品群として発表した。 5thアルバム以降は、このインストゥルメンタル路線を基本に据えつつ、新たな作曲を重ねながら、AIの進化と真正面から向き合い、新時代の音楽制作のあり方を模索している。

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