※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
En prière
光の宿る時まで
このアルバムのテーマは、「悲しみ」です。
この作品を作るまでは、悲しみという言葉に対して、漠然とネガティブなイメージを抱いていました。
このテーマと向き合っていくと、次第に、人は生まれながらに宿命づけられた死というものに向かって生きている、という現実を改めて認識せざるをえなくなりました。
そうした中で自然と、悲しみの先にあるものを考えるようになりました。
生きるとは、悲しみなのでしょうか?
人は、その宿命の中で、日々の幸せや喜びに包まれて生きています。絶望や諦めや嘆きに、押し潰されてしまうこともなく。
生きるとは、悲しみを越えた先にあるものを知っていく、ということなのかもしれません。
このアルバムを聴いていただいた後に、何かそのヒントとなるものが見つかれば、という願いを込めて、作品をお届けします。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。藝大在学中から宗教曲やドイツ歌曲に魅かれ活動を展開。海外では、ワシントン、ウィーン滞在中、様々なコンサートや音楽活動を行う。帰国後も、リサイタルやコンサート活動を続ける。渡辺高之助氏、ワルター・ベリー氏等に師事。
K.グローバル・フロンティア