歌詞

宝石店のガラス 覗く人影

黒いドレスに 真珠をぶら下げ

水が溢れた浅い溝を

渡るための靴 忘れたのか？

100カラットのダイヤは

誰のものなの？

それに名を付ける権利もない

横顔は問いかけた

「どこへ行くの？」

気まぐれに その身を任せ

差し伸べた 手を取れば

踊らされて

明日には 全部 忘れ去って

「今だけさ」頷いた

誰かの影

温もりもまだ、消えないな

雨を避けるように 座り込んで

コソ泥のよう 仮面を被り

俯いてるのは 虹の端を

探しているのか？泣いてるのか？

100カラットの夜景に

胸を躍らす

瞳から隠れた千の星

またいつか どこかまた

会えるのなら

諦めて この身を任せ

音に乗せ 踏み込んで

踊らされて

辿り着けないな 君の背に

どれくらい 頷けば

振り返るの？

この雨も まだ 止まないな

朝が来るまではまだ

踊り明かそう

誰もいないから さぁほら 笑って

「今だけさ」見つめ合う

二人の影

交わりかけて 目が覚めた