Lyric

そろそろ幕引きの時間が来た

この長い俺だけの物語

不器用でなれなかった主人公

持ってなかった勇気も武器も

シナリオを擦り合わせ

何度も想像してたフィナーレ

身勝手で不恰好で締まんねえ

どこかで気付いてたよ無理だって

君に辿り着くためありもしない

未来に期待したい自分がいた

真っ直ぐになった気持ちの分だけ

心が何故か歪んでいった

初めからずっと無関係

ただの別の学校の村人Aさ

でも一言だけアドリブ入れて

伝える

「好きだった」

君と笑い合う夢見た明日

思い浮かべてリリックを書いた

花が咲くよう惨めに足掻いた

渇いた涙とナニカ

何度も泣いた　そんな気がした

心を裂いた悲しみはもうないんだ

忘れた

忘れたんだ

変えることができなかった世界

せめて言葉だけでも届けたい

歌詞にしてビートに乗せた手紙

この形じゃなきゃ伝えられない

いつか俺がこの恋を忘れても

この曲を好きでいられるように

君が俺のこと忘れても

耳と心に歌詞が残りますように

AIチャットと大差ないような

一方通行の会話内容

やめたら途端に楽になった

君への想いも希薄になった

確かに胸はいたく痛んだけど

無駄じゃなかったよこの時間は

これ以上いらないな説明は

春は来ないが脱いだMA-1

君と笑い合う夢見た明日

思い浮かべてリリックを書いた

花が咲くよう惨めに足掻いた

渇いた涙とナニカ

何度も泣いた　そんな気がした

心を裂いた悲しみはもうないんだ

忘れた

忘れたんだ

この先好きな人ができても

1番好きだった人は変わらない

もう会うこともないだろうけど

最後にこの曲を送るよ

君と笑い合う夢見た明日

思い浮かべてリリックを書いた

花が咲くよう惨めに足掻いた

渇いた涙とナニカ

何度も泣いた　そんな気がした

心を裂いた悲しみはもうないんだ

忘れた

忘れたんだ