MIKAN:SHISHOSETSU / tsuzuru Front Cover

Lyric

MIKAN:SHISHOSETSU

Sakusha Q

“もし昨日,改札で

呼び止めていたなら

同じ部屋に いつもみたいに

2人 戻れたかな’’

主人公は続きを失ったままでいる

向こうの岸へ この後悔が

やがて届くなら

(うなずいて) 何も言わないのも

(受け入れて) 見送ったのも 全部

ぼくが決めた

明日まで泳いで いけるだろうか

あれほど焦がれていた声が

ぼくの中身ごと変えてしまった

またよく似た影に戸惑う

未完成の私小説

明確なラスト 少しずつ ずれてく

視線がくもる

「わからないでしょう」

天井まで 積もる 「ごめんね」

最後の朝には 他人みたい

触れないで 引き止めず

今度は ぼくが

(うなずいた) 見送ったのも全て

(主人公) ぼくが決めたこと

だから泣くなよ

明日まで泳いでいけるだろうか

あれほど焦がれていた声と

探そうとするたび 幻だった

またよく似た影を追い越す

このまま泳いでいけるのだろう

あれほど焦がれていた君が

ぼくの中身ごと生かしてくれた

めくり続けて 岸へと

未完成の私小説

めくり続けて 岸へと

見える朝焼け、それだけ

  • Lyricist

    Yuritunn

  • Composer

    Kuma

MIKAN:SHISHOSETSU / tsuzuru Front Cover

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    MIKAN:SHISHOSETSU

    Sakusha Q

  • 2

    tsuzuru

    Sakusha Q

作者Qの楽曲シリーズ「綴る」に沿った2曲。 1作目は、私小説をキーワードにした「未完︰私小説」。主人公の続きのストーリーを聴いた人がそれぞれ想像できるように、歌詞を書いた。 2作目の「tsuzuru」には、作者Qの想いが詰まっている。散りばめられた切実な気持ちを歌い上げる。 シリーズの3作目、既に配信でリリース済の「Rewrite」に繋がっていく2曲。

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