水玉さがしのサスペンスのジャケット写真

歌詞

ギャザー

水玉さがし

ブレーキの先 芽吹く

雑踏のオーケストラ

震える指を翳し

ひとり眺める世界

破れた踵鳴らし

たやすく踏み潰してた

「みんな小さな泥棒…」

貝が砂と一緒に吐いた

気がつけば

なおさら痛みを感じなくなって

その自由な瞬きさえも

君のものなのかな

本当が見えなくなっていく

レントゲンには君の

淡い嘘が煙った

こじあけた胸 埋まる

ボルトそっとゆるめて

ぬかるみに

沈んだ誰かのため息を掬う

そのあたたかな手の平さえも

君のものなのかな

本当が見えなくなっていくよ

ここに居る意味はもう無いと

君が気づいているなら

背負った約束捨てて

今すぐ逃げてもいい

ららららら・・・

  • 作詞

    水玉よしこ

  • 作曲

    水玉よしこ

水玉さがしのサスペンスのジャケット写真

水玉さがし の“ギャザー”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

弁当のおかずに入れる鮭をフライングで食べてしまった夫。
静かに怒り吠える妻。空気が凍り付いた。
横目で私は「アングリーサーモン」というやや単純なネーミングで楽曲のコンセプトに思いを巡らせる。

夫婦喧嘩は犬も食わぬと言うが、鮭はおいしい。
そして鮭の生き様は人の心を打つ。命を繋ぎ、他の命を養う。
新しい命は美しい色彩で輝く。そう、イクラちゃんだ。
そんな美しさを音楽で表したいな。イクラちゃんもおいしい。
おいしいは美しい。

折しも世間は大騒動、というか大自粛。粛々とお家に籠り先の見えない不安や憤りを制作への熱量へ変換した。
今や現実世界がサスペンス。
乗り切ろうぜDIYで!!

音楽に平和を詰め込んで。

水玉さがし より

アーティスト情報

  • 水玉さがし

    2001年結成。活動拠点は北海道札幌市。ほぼすべての楽曲は水玉よしこによって作られている。ポップスに軸足を置きつつも、ジャンルにこだわらない自由な楽曲は、どこか映画的。 作風のキャッチコピー的なものは「スペース歌謡」。歌謡的人間情念を宿した宇宙的浮世離れサウンドによってあまねく森羅万象を音楽で再構築する…と、煙に巻く。

    アーティストページへ


    水玉さがしの他のリリース
"