歌詞

金木犀の香りはまだ

あの日のサヨナラのまま

ただ季節が

移ろい変わっただけなのに

何故か忘れたはずの

あなた連れてくる

夏の騒がしさに

騙し騙し

隠れていたあなたは

ねぇこんなとこにいたの?

金木犀の香りはまだ

あの日のサヨナラのまま

いつかまた優しい季節に戻るかな?

今はこのまま

あなたを残してて

思い返せば

ただのひとつの本音も言わなかった恋でした

上辺だけでも、幸せならば

本物になる気がしたんだ

自分なんてどうでもいいほどに

守りたいと思えた恋でした

分かり合えたフリでもいいから

壊れなければそれでいいからと

そんな私をあなたは嫌った

金木犀の香りはまだ

あの日のふたりのまま

いつかまたは二度と聞こえない恋のまま

サヨナラと言った顔に

何度目かの作り笑い

最後すら本当を隠した恋のまま

あの日も同じ香りがしてた

新しい恋が始まれば

紛れてしまうような寂しさが

あなたのような気がして

何ひとつ進めないの

楽になればなるほど

遠くにいってしまうなら

今はこのままでいたいよ

あなたで泣いてたいの

金木犀の香りはまだ

あの日のサヨナラのまま

いつかまた優しい季節に戻るなら

サヨナラを思い出す度

苦しくなるあなたのこと

笑って話せる日はもう少し

先でいい

まだ思い出になんかならないで

まだ残ってます

まだ想ってます

まだ残ってます

まだ想ってます

まだ残ってます

まだ想ってます

まだ残ってます

まだ想ってます