春時雨のジャケット写真

歌詞

春時雨

Hush Hash Room

探っていた

桜でさえ

花を咲かせるのは

去年までの暖かい春

荒れた大波が押し寄せるように

涼しい風が霞んだ

視界を揺らした

引き攣った笑顔で交わした

果たせてない約束も

交わらない手と手でいい

叶って

弱くて脆い私は

この雨に打たれて欠けてしまう

震えていると知ったあなたを救って

騒いだあの日は

この雨の音で消してしまう

夕方の春の叫び

一人

目指すのは桜の木

夢だと

全てを

捉えて

悶えて

怖くて

揺れた

弱くて脆い私は

この雨に打たれて欠けたとしても

「桜は咲く」と言った

あなたを探してまだ見ぬ空を

求めて這うよ

時は経とうとも

夕暮れは

明日のためにあると願う

新しい街へ

  • 作詞

    松山奏良

  • 作曲

    松山奏良, カワチポテト, Hush Hash Room

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    春時雨

    Hush Hash Room

テナーサックスのカワチポテトとドラムのソラが共同制作した本楽曲は、あえて自身の楽器を入れずレコーディングを行った。キーボードのエリによるグランドピアノの演奏と、ベースのサメムーンによるコントラバスの演奏に加え、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの演奏者を招き、洗練された美しさを目指した。エリの繊細な歌声が、春の淡い情景の中に降り注ぐ雨の中で、儚く揺れ動く心情を丁寧に表現した。

アーティスト情報

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