Lyric

壊さないように 添えた指

小さな手が強く握り返す

まだ目も開けず 手探りの君が

健やかに育っていきますように

伝えたい思いは 空回り

つい声を荒げて 傷付けた

「ごめんね」で また少し

僕らは 大人になれた

泣いて笑って 過ごした日々

振り返る度 温もりになる

大きくなったね こぼれた言葉も

そっけない 返事で返されても

それでいい　それでいい

君の声が聴ければ

それでいい

手を引かれ 歩いた道

うつる世界に笑いこぼれる

疲れて眠くなった夜は

背中に揺られ 夢を見た

愛情というこの言葉

真っ先に浮かぶあなたの顔

不器用だけど暖かい

その背中を 忘れはしない

駆け回って 過ぎた日々

思い出す度 恋しくなる

照れくさくて言えなかった言葉

目を見て伝えられるその日まで

ありがとう　ありがとう

ずっと 胸で つぶやいてる

いつか気付く かけがえのない時間

遠回りでも ちゃんと届いていく

月日が流れ 重ねた日々

まだ続いてく 彩りの未来

なんでもない日の

その笑顔さえ

今も 僕を支えてくれる

今だから今しかないから

君の声が聴ければ

それでいい