狼煙のジャケット写真

歌詞

ナイトクルージング

終夜

携帯から不意に流れてきた8ビート

横になってただ∞リピート

瞼は閉じれないでいた

明日が来るのが怖くて

天気予報を見つめてた

画面はなるべく暗くした

「明日から頑張らなくちゃ」

祈りを込めて呟いた

日々の

焦りから

少しだけ

逃げたくて

スケートボードを漕ぎ出して

街の明かり横目にスピード上げていく

聞こえるのはきってく風の音と

遠くで鳴るサイレンだけ

このままずっと遠くまで

夜の優しい暗さに溶け込んでたい

街灯の灯りが何かに

似ていた気がする

ナイトクルージング

来ることだけ

確定している

明日が眩しくて寒気がした

ぐるぐると

回る頭と 欠ける心を

変わる景色で埋めてく

曲がる街角 見慣れたこの街を

抜けたら変われる気がした 午前4時

僕を照らした街灯も

明日が来れば

朝日に飲まれ

何もかも見えなくなってくる

スケートボードを漕ぎ出して

街の明かり横目にスピード上げていく

聞こえるのは切ってく風の音と

遠くで鳴る踏切だけ

どこまで遠く走っても

夜は僕を早足でおいていく

あの時の僕はどんな風に

笑えていたかも思い出せないまま

  • 作詞

    中島寧々

  • 作曲

    中島寧々

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