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大人になるにつれ、波風を立てないことを賢さだと自分に言い聞かせ、本当に言うべきだった正しさを飲み込んでしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。これまでの働き方や生き方を振り返り、自分の心の声にもう一度正直になりたい時に深く刺さる一曲です。
フリート・フォクシーズのような温かく親密なインディーフォークの空気感と、コールドプレイのFix Youを彷彿とさせるドラマチックな展開を併せ持つチェンバーポップです。指弾きのアコースティックギターと囁くようなアカペラの導入から始まり、次第にバイオリンとチェロの美しい対位法が絡み合います。68BPMの落ち着いたテンポのなかで、スポークンワードのブリッジを経て、最後は4声のクワイアを伴ったフルバンドのカタルシスへと一気に昇華する構成は圧巻です。
テーマは、飲み込んできた言葉の重みと、それを解き放つ静かな勇気。長年、平和を保つために沈黙を選んできた過去の自分と向き合い、声に出すことへの恐れを乗り越えていく魂の解放を描いています。
もう遅すぎることはありません。心の中にずっと押し込めていた本当の気持ちを、優しく、そして力強く肯定してくれるこの音楽に身を委ねてみてください。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。