少女S / Xの代償のジャケット写真

歌詞

少女S

雨黒燕

交わらない歪んだ線と線をなぞって

小さな鼓動はまるで玩具の様

腕に残る 消えない刃を

塞ぎ込んで また 逃げる?

僅かに残る香りを

追いかけて隠して また少女に戻る

ミシンを口で塞いで

消えたくなったらまた拭ってあげる

その痛みを。

君の為 繰返す愛

其れでも又引返すかい?

逃げたい 包囲網は

先行投資の愛か?

胸に遺る 煩わしい屑を

やるせない想いに耽ける

微かに滲む嘘を

雨のように流して ただ少女は嘆く

ミシンを口で塞いで

消えたくなったら拭ってあげる

心殺して愛を飼って

私、また、壊れている。

此処を壊してしまえたなら

お休みなさい。

  • 作詞

    雨黒燕

  • 作曲

    雨黒燕

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雨黒燕 3rd Digital Single。
今はもう無くなってしまった「エス」という文化。
当時、「女性は結婚して子どもを産むのが当たり前」という思想が今よりも強く、想いを昇華できず、中には思い詰めて心中してしまった女学生もいたそう。強く相手を想うことはそれほどまでに辛く、許されざる出来事だった。
そんなSの少女達が悩み、X以上の特別な関係を結んでしまったが為の代償をVo.葵の言葉で紡いだ作品。

アーティスト情報

雨黒燕

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