To the Farthest Front Cover

Lyric

To the Farthest

Iris the Farthest

容赦のない雲が埋め尽くす

鈍色の空が

出口のない感情の群れを

溢してしまう様だ

歩みのない日々を嘆いて

塞ぎ込んでいる

荒む脳内を飼い慣らせずに

立ち竦んだまま

正解を知りながら

後退を選んでしまうのさ

停滞を恐れても

前に進めずにいる

描いていたはずの未来と

届かないこの身を

繋いでいた君の温度が

今も残っている

眩む闇の中で叫び続けていた

一握りの祈りだけは枯らさぬ様

色褪せていく記憶の中にさえ

光を見てしまう

見えないものに縋るだけでは

何も変えられないのに

世界を知ってなお

虹彩に焼き付いていたのは

黎明の向こう側に

在るあの場所だった

描いていたはずの未来と

届かないこの身を

繋いでいた君の温度が

今も残ったまま

願いさえも捨て去った過去に

伸ばしたこの手が

掴んでいるこの瞬間は

嘘じゃないだろう

僕のものではない足音が響いている

一人きりでは届かない最果てへと

  • Lyricist

    Wataru Umezawa

  • Composer

    Wataru Umezawa

To the Farthest Front Cover

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