

いのちのうたが きこえてくる
しずかに そっと はじまった
こえにならぬ いのりのように
このせかいへ ふれていく
ひかりのなかで めをあけた
はじめてのなみだと ぬくもり
だれかのてに つつまれて
このよをしった そのひから
いちにちずつ つみかさねて
こころは いろをおぼえてく
いのちのうたが ながれている
なにげない わらいごえに
つまずいた ひかりのさきで
またひとつ まなぶのだろう
であいと わかれをくりかえし
だれかをすきになって
こころのいたみを しりながら
やさしさも そだった
いつか かぜになるときも
このうたは のこってゆく
いのちのうたが あふれている
すれちがう すべてのひとに
いまをいきる そのひかりを
そっと てらしていたい
さいごのよるに おもいだす
こどものような ほほえみと
「ありがとう」だけ のこして
わたしは やすらぎへと
いのちのうたが きえていく
しずかに ほしになっても
だれかのこころのなかで
また あたらしい うたになる
- 作詞者
HITOKOE
- 作曲者
HITOKOE
- プロデューサー
HITOKOE
- ボーカル
HITOKOE

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いのちのうた
HITOKOE
『いのちのうた』は、人がこの世界に生まれ、たくさんの感情と出会いながら、いつか静かに旅立つまでを描いたバラードです。ひとりひとりの人生は違っていても、その歩みは誰かの心に残っていく。そんな“うた”のような命の軌跡を静かにたどる一曲です。
アーティスト情報
HITOKOE
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